症例Case
Case1
術前デンタルX写真
術後デンタルX写真
3ヶ月後
う蝕除去後
断髄後
止血後
覆髄後
主訴 | 冷たい水がしみる。 |
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治療法 | 生活歯髄療法 |
治療回数 | 1回 |
費用 | 38,500円 |
コメント | 術前の検査において、歯髄及び根尖周囲組織の診断は正常である事がわかりました。 患者様に現状を説明後、治療を開始致しました。 う蝕を除去後露髄した為、洗浄後止血を確認しました。 覆髄後、経過観察を行い、歯髄検査を再度実施。 正常範囲内である事を確認した上で、最終的な被せ物で治療を終了しました。 |
リスク | 患者さんの口腔清掃状態が悪い場合、う蝕から根の病気に移行する可能性があります。その際は根管治療が必要となります。 |
Case2
術前デンタルX写真
術後デンタルX写真
術後1年
主訴 | 歯が痛い。 |
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治療法 | 抜髄治療 |
治療回数 | 2回 |
費用 | 143,000円 |
コメント | クラックから感染したと考えられ、根管治療を行うこととなりました。 術前の歯髄検査において、刺激後の長引く痛み、主訴の再現を確認しました。 Ni-Tiファイルを用いて根管形成し、管充填を行いました。 |
リスク | 口腔衛生管理を怠ると、再度う蝕になり再発することがあります。 クラックは除去しましたが、今後歯根破折が起こる可能性があります。 また予後不良の場合は外科的歯内療法の介入が必要になる可能性があります。 |
Case3
術前
術後
6ヶ月後
主訴 | 歯が痛い。噛めない。 |
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治療法 | 再根管治療 |
治療回数 | 2回 |
費用 | 176.000円 |
コメント | 以前治療した歯が痛むということで来院されました。 古い充填物を除去し、Ni-Tiファイルで根管の拡大形成、洗浄貼薬後、根管充填を行いました。 術後6ヶ月のデンタルX線写真では透過像の消失が認められます。 しっかりとお食事できるとの事で満足されていらっしゃいます。 |
リスク | 根管治療後、予後不良の場合は外科的歯内療法の介入が必要になる可能性があります。 |
Case4
術前
術中
術後
術後1年
主訴 | 定期検診で根の先の骨が溶けていると言われた。 |
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治療法 | 外科的歯内療法 |
治療回数 | 1回 |
費用 | 121,000円 |
コメント | 通常の根管治療が無菌的環境下で行われていた点、患者様の補綴物を外したくないという希望がある点から外科的歯内療法を第一選択としました。 切開剥離後、根尖3mmを切除し、逆根管形成後、逆根管充填を行いました。 術後1年で骨の回復を認めます。 |
リスク | 一般的な外科処置に伴うリスク(術後疼痛、腫脹、皮下気腫、術後感染、局所麻酔薬によるアレルギー反応など)を伴います。 |
Case5
術前
非外科的歯内療法後
再植時
再植直後
術後3ヶ月
主訴 | 治療している歯が噛めなくて痛い |
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治療法 | 再根管治療+外科的歯内療法(意図的再植術) |
治療回数 | 3回(再根管治療2回+外科的歯内療法1回) |
費用 | 247.500円 |
コメント | 非外科的歯内療法を行うものの、疼痛が消失しないとの事で、ご紹介を頂きました。 根尖部は既に大きく拡大がされており、洗浄後貼薬を行い、再来院時にMTAセメントで根管充填を行いました。 その後、疼痛の軽減を認めなかった為、外科的歯内療法(意図的再植)を行う事となりました。オリジナルの根管を含めて逆根管形成、MTAセメントで充填を行い、固定を行いました。 術後3ヶ月で根尖部の透過像及び疼痛の消失を確認し、最終補綴へと移行しました。 |
リスク | 一般的な外科処置に伴うリスク(術後疼痛、腫脹、皮下気腫、術後感染、局所麻酔薬によるアレルギー反応など)を伴います。 また術後の歯根の吸収のリスクを伴います。 |